【安価・コンマ】幻想的な世界を探険家が行くようです【オリジナル?】
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405: ◆nN35Xsj1FM[saga]
2017/11/09(木) 22:00:58.16 ID:Vciexfys0
「ご注文は、どうされますか?」

店主は、此方を見ながら言ってくる。
しかし、どうすると言っても、見るべきものがない。
どんなものなら出せるのか、どれがどれほどの値段なのか。そういうものを知る為のものが、何もない。

「えっと、お値段の方は……?」

持ち合わせは少ない。余り高価なものだと、何も食べられなくなってしまう。
少なくとも、値段だけは知っておかないといけない。
しかし、そう思って投げかけた問いには、奇妙な答えが返ってきた。

「あぁ……お客さんは、初めての方でしたか。では、説明しないといけませんね」
「え、あ、はい」
「此処の食事は、どんなものを、どれだけの量頼んでも、一人30ドラールで提供しています。
 ですので、お客さんは、今何が食べたいか、だけを仰って頂ければ大丈夫ですよ」
「……ほえー」

何とも、奇妙なシステムである。都会ともなると、こんなやりかたもあるのだろうか。
少し奇妙には思うが、しかし、30ドラールでお腹一杯食べられるというなら、悪くない。

「では、どうしましょうか」
「えっと、それじゃあ……」



自由安価:↓2 アルジールは何を頼む? 尚、曖昧に、例えば「懐かしいもの」というふうに頼んでも問題ありません。

*この安価、その後の展開にちょっとだけ影響します。


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