【安価・コンマ】幻想的な世界を探険家が行くようです【オリジナル?】
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◆nN35Xsj1FM
[saga]
2017/11/09(木) 21:48:58.87 ID:Vciexfys0
「ど、どうも。あの、此処って、料理屋みたいですけど、何のお店なんでしょうか?」
バックス氏といい、ギルドの管理者といい、どうも年上と接する事ばかりである。
少しは馴染んできたものの、相変わらず慣れない敬語を使って、店について聞いてみる。
美味しそうな匂いに釣られてはきたが、何の匂いかは今一良くわからなかったのだ。
「何のお店か、と言われると困りますね。一応、個人でやっている食堂ですから、『お望みのものをお出しします』、とでもしておきましょうか」
少し微笑みながら語るその姿は、如何にも、「歳を重ねた大人」という感じで、好感の得られる態度だった。
成る程、と頷いて、ちょっと納得する。色々作っているから、何の匂いか分からなかったのか。
「さて、まぁ、まずはお掛けください。どこでも構いませんよ」
しかし、そう言われて、アルジールは少し慌てる。
最初は軽く覗いてみるというだけのつもりだったから、此処で食べるかはまだ決めていなかった。
迷って、えっと、と声を出そうとする。しかし、自分のお腹から大きな文句が聞こえてくるのに気づいて、彼女は赤面して黙った。
(自分の身体に正直に。うん)
そうして、彼女は店を見回し、折角だから、ということで、カウンター席に座った。
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