【安価・コンマ】幻想的な世界を探険家が行くようです【オリジナル?】
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285: ◆nN35Xsj1FM[saga]
2017/10/12(木) 22:24:04.28 ID:3lnUYl2J0
「しかし、中々礼儀の成ったお嬢さんだ。好ましい人間の様に見える」
「え? あ、有難うございます」

自己紹介しただけで、高評価。少し、背筋が痒くなる。
アルジールは元々、愛想が無い。ぶっきらぼうな物言いをしてしまう性分で、人からよく見られることが少なかった。
一応、探険家として活動するにあたり、必要最低限のマナーというものは身につけたが、所詮付け焼き刃だ。
それだけに、こんな風に言われると、面映い……というより、自分の事を言っているように思えず、実感がなかった。



「さて、礼儀を受けてはこれに応えるのが筋だろう。私も、自己紹介させてもらおう」

それから、その人影は、鍔広の帽子を取り、それを胸に当てて、軽く一礼した。

「私は、そうだな。イーゼル。イーゼル・バックスだ。君と同じ、探険家だ。宜しく頼むよ」

影が消え、漸く月明かりに照らされたその顔は、壮年を迎えた年頃の、男性のものだった。



イーゼル・バックスの初期好感度が67に設定されました。


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