ことり「あの子のことが忘れられない」
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34:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:38:54.89 ID:/zESL2O40
穂乃果「……そっか、でも、相談ならいつでも乗るからね?」

海未「力を貸して欲しい時は遠慮せず言ってくださいね。なんでも聞きますから」

ことり「ありが、と」

穂乃果「話せないのは仕方ないけどさ、ほら、せっかくだしなにか楽しいことしようよ!」

海未「お菓子など色々持ってきたんですよ、ほむまんもたくさん」

穂乃果「それは海未ちゃんが食べたいだけだよね」

海未「ち、違います! 私はことりを想って……!」

ことり「あはは、ありがとう」

思わず笑みが零れちゃった。さっきよりもずっと自然に。

暖かい空気と二人の優しさに、少しずつ心のメッキが剥がれていく。


その隙間から、感情が漏れ出していって。


穂乃果「ことり、ちゃん?」

ことり「ぅあ、れ? なんで……」


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