3:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage saga]
2017/09/27(水) 14:37:09.74 ID:CC5AA7ZYO
僕は、君が何色が好きなのか、そんなことも分からない。
当時は知っていたのか、それも分からない。
もう、記憶を溜めておくことが出来なくなってしまったから。
でも、もし知っていたなら、君からちゃんと聞けていたのなら、良いのになと他人事のように思う。
今も君は、この世界のどこかで、笑って暮らしているのだろうか。
笑っていて欲しいと思う反面、下らないことも考える。
無理をして笑わなくてもいい場所を見つけているか、僕のことを覚えているかなんて…。
地球から遠く離れた、名前も分からない星からでは、君を思うことも許されないかもしれないけど。
……僕は、やってはいけないことをしてしまった。
人間に自分たちを認めさせるなんて、そんなことは望むべきではなかった。
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