モバP「かな子がノーブラノーパンで雨に濡れて僕は大丈夫じゃない」
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3: ◆3rO52l8V/c[saga]
2017/09/24(日) 23:38:47.32 ID:mBgMk/+W0
志希「おっはよ〜♪ キミは今日もいい匂いだね〜♪ ハスハス♪」

P「おわぁ! 一ノ瀬さん、いついらしたんですか?」

突然、背後から声を掛けられて変な声が出てしまった。

志希「ちょっと前だよ。でも電話中だったから匂い嗅ぎながら待ってた〜♪」

P「脅かさないでください。あと匂いも嗅がないで」

志希「さてここでハッピーなお薬の紹介で〜す♪」

志希がラベルの張られていない錠剤の入った瓶を取り出す。

P「話、聞いてます?」

志希「夜に活発に活動する動物を元に作ったんだけどね」

P「聞いてませんね」

志希「これを飲むと少しだけ意識を失うけど、その後は身体能力、頭脳の処理速度、仕事の効率アップの優れモノ〜♪」

P「飲みません」

志希「待ってよ〜、まだ何も言ってないよ〜♪ 能力を強化してやりたいこと、やらなくてはならないことをこなす薬なんだよ〜♪」

P「意識を失うような者は飲めません」

志希「意識を失うって言っても他の副作用はないはずだし。時間で効果も切れるから安全、安全〜♪」

P「飲みません」

志希「……」

P「……」

志希「ねえ、さっきの電話、ハードレッスンやる話だよね」

P「そうですよ」

志希「夕方、遅くまでレッスンするから大変だね」

P「僕も事務所に残って遅くなったら送りますし、三村さんは努力家なので大丈夫ですよ」

志希「……うん。そうだね」

志希「……薬は机の上おいとく。気が向いたら飲んで?」

P「お疲れ様です」

そう言い残し彼女は去って行った。やけにあっさり引き下がったな。何か大人しかったし。

まあいい。さて正直に言って僕は女の子は苦手だ。

この仕事に就いた時には、上手くこなせるか不安だった。

最初は失敗ばかりだった。しかし失敗して学び、次は改善する。後はトライ&エラーの繰り返しだ。

すると意外に何とかなるものである。

世の中には取り返しのつかない失敗は、あまりないと部長も言っていた。

まず三村さんには僕の失敗を誠心誠意、謝罪しよう。

今後は僕もカロリーを意識してお菓子を用意しないとな。

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