8: ◆iv1d32We2.[sage saga]
2017/09/24(日) 23:40:17.20 ID:BZMZBtSw0
隣人「」ウトウト
男「おーい」ユサユサ
隣人「はっ。ね、寝てました?」
男「うつらうつらと」
隣人「いけないいけない……無防備でした」
「寝ている間に何かしましたか?」ジロ
男「仮にしていたとしても言いませんよね」
隣人「それもそうですね」
「んー……はふ。お酒入った辺りから眠くて眠くて。これでも普段ならかなり強い方なんですよ?」ゴシゴシ
男「緊張が解けたってことですかね」
隣人「おかげさまで。ありがとうございます」
男「いえいえ」
隣人「……いつ帰れるかな……」ハァ
「どうしてこのマンションってそういうのが多いんですか? 視えるだけじゃ分からなくて」
男「まあ心当たりならありまs」
隣人「あっ、お地蔵様の上に建ってる、とか」
男「話を聞く気はあるんですか?」イラッ
隣人「す、すみません……どうぞ」
男「この部屋の隣、つまりアンタの部屋のことなら聞いたことがありますよ。俺が越してすぐのことだったんでまー大家も喋ること喋ること」
隣人「ああ、これから住む所についてだからって言えばある程度詳しいところまで教えて貰えますもんね」
男「寝たらアホ治りましたか?」
隣人「アホじゃないですってば」ムスッ
男「はいはい。あ、眠気覚ましにコーヒーどうぞ」コト
「まあ単純な理由ですよ、惨殺があったんです。いやちょっと違うか。生首だけ残ってたそうです」
隣人「そ……そうなんですかぁー」ズズッ
男「で、胴体が全然見つからないから捜査打ち切り。警察犬も暫くウチの前をウロウロしてましたね、鬱陶しいんで色々焚いたら来なくなりましたけど」
隣人「あー、今日寝たくないなぁーっ」ゴクゴク
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