313: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/17(水) 23:13:58.43 ID:1q/u2qOm0
「いえ! なんでもっ、気にしないで……。そう、ですね。あー……ウサ耳の傾き具合なんかはいいと思いますよ」
「……プロデューサーさん。そこに隙間がありますか?」
「あ、えっと……。すみません、隙間なんて無いです」
「ですよね」
「はい」
「もう少し真面目にお願いします。……私、恥ずかしいのを我慢してるんですから」
「すみません。でも、隙間と言うと――」
「…………どうです?」
「だ、大丈夫だってぇ……思いますよ? ええ、ぴっちり肌に食いついてる……多分」
「多分? そんな曖昧じゃあ……。私、安心して衣装が着れません」
「うっ……!」
「もっと、ちゃんと、見てください。……歌織のこと、私のために」
(しかし、そうは言ってもレディの胸元をじろじろ見るだなんて――見るんだけども!)
(……プロデューサーさん黙っちゃった。それに、彼に見られてるって意識すると……体の奥が変な感じ。
恥ずかしいのに、見て欲しいって思う。また別の扉を開けられている最中かも……)
(――あっ、二人とも睨めっこしてて楽しそう。後で私も混ぜてもらっちゃお♪)
(麗花ちゃん!?)
(直接脳内に――!!)
……オチはないよ! (*´v`*)ノ
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