26: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/27(水) 23:30:36.11 ID:tML5rDyE0
===4.
画面に映し出された少女はよく日に焼けた肌をした少女。
「はいさい! 水曜深夜の大遭遇。生っすか〜、ウェンズデー!」
"765プロの切り込み隊長"こと我那覇響が元気よく、カメラに向かって挨拶する。
「略称を、"生水"と覚えてくださいね」
そんな彼女と共に並ぶのは、美しい銀髪が目を惹く四条貴音その人である。
二人とも番組ロゴの入ったTシャツにハーフパンツと随分ラフな恰好だ。
「この番組は日曜にやってる生放送。"生っすかサンデー"から飛び出た出張版!」
「――と言えば聞こえの良いよい島流し先のうぇんずでぃ」
「じ、自分が持ってる人気コーナー。『響チャレンジ!』を深夜にも!」
「既にこの番組自体がちゃれんじだと言い切ってしまっても――」
「……ちょっと貴音。さっきからなに?」
「はて? なにかとはなんです?」
「いや……なんかこう……やる気ないのかな〜って」
貴音の合いの手を遮って、訝しそうに尋ねる響。
すると貴音は面倒くさげに前髪をいじり。
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