ほむら「勇気の花がひらくとき」
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106:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 13:02:20.44 ID:S4Ma+UM50
――――風見野 ゲームセンター

ゆま「キョーコ、踊るの上手だねー!」キャッキャッ

杏子「へっ、こんなの屁でもないよ!」シュタッ、ビシッ、タップ、ターン―――…


ほむら(…楽しそうね。今話しかけに行っても水を差してしまうでしょうから待ちましょうか)


――数分後…

ゆま「…あれ?あー、さっきのお姉さん!」

杏子「…え?」

ほむら「こんばんは」

ゆま「こんばんはー!」

杏子「よお、今度は何だい」

ほむら「話し合いに来たの」

杏子「へー…。随分と平和的じゃん」

ほむら「元々、こちらに争う気はないわ」

杏子「ふーん。で、話って何?」

ほむら「3週間後、見滝原にワルプルギスの夜が来る」

杏子「!?…なぜわかる?」

ゆま「わるぷるぎす…?なにそれー?」

杏子「後で説明してやるよ」

ほむら「…さっきは話せなかったけど、私は別の時間軸の未来からやってきた時間遡行者。
    私の魔法は、『時間停止』と『時間遡行』の2つ。時間停止は読んで字の如く。自分と、私が触れている物以外の時を止める。
   そして、時間遡行は、盾の砂時計の砂が落ちきったとき、ひっくり返すことによって1ヶ月時を遡る」

杏子(成程、だからいきなりアタシらの目の前に現れて、気づかせもせずに武器を奪うなんてことができたのか…。
   …しかし、あの砂時計をひっくり返すことによって1ヶ月時を遡る…?つまり、1か月後からやってきたってことか?
   …こいつ…、マジで一体…?)

ゆま「…?」エーット…?

杏子「…だったら何だってんだよ」

ほむら「何故、私が自分の魔法を、致命的なことを貴方達に話したか。その真意をわかってもらいたいわ。
    …私は、この前の時間軸で、貴女達とさっきの彼女たちと共におr…、…ワルプルギスの夜を倒すために戦ったの。
    …でも、勝てなかった。だから、この時間軸に来たの。嘘と思うかもしれないけれど、これが私の正体よ。
    私の目的はあいつを倒すこと。だから、あなた達にも協力して欲しい」

杏子「『も』ってことは、マミやあのルーキーもいるんだよな。おいおい、仲間ごっこでもさせようってか?
   …つーか、アタシらとあいつらが一緒に戦ったってのも信じらんねぇんだけど」

ほむら「ええ、前の時間軸でもそう言っていたわよ、貴女。
    でも、戦力は多いに越したことはないわ」

杏子「…嘘ってわけじゃなさそうだな。いいぜ、協力してやるよ」


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