25:名無しNIPPER[saga]
2017/09/21(木) 00:19:00.10 ID:x1eCXNrg0
ルビィ「ぇ……どう、して……」
思わず、ルビィは頬を撫でました。
今日は、嫌々来たはずでした。
さっきは、怒っていたはずでした。
それなのに鏡の中のルビィは、幸せそうに、楽しそうに笑っているのです。
どうして?
怒っているなら、ルビィの顔は鬼のように、ぐにゃりと歪んでいるはずなのです。
どうして?
もしかしたら、ルビィは怒ってなんか。嫌なんかじゃ―――
ルビィ「違うっ! 楽しくなんかないもん、鞠莉さんなんか、嫌いだもん、鞠莉さんなんかっ!!」
嘘です。
ルビィは、鞠莉さんのことを嫌いになんてなれませんでした。
ルビィ「遊園地なんか、誘ってほしくなかった! 嫌だった!!」
嘘です。
誘ってもらって、心底飛び上がりそうでした。
ルビィ「仕方なく、いいって言ったんだもん! しょうがなかったんだもん!!」
嘘です。
嬉しくて、すぐに友達にもお姉ちゃんにも報告しました。
ルビィ「迷惑だったもん! ずっと嫌だったもん!!」
嘘です。
ずっと、楽しみでした。毎晩毎晩、今日のことだけを考えていました。
43Res/44.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20