ルビィ「──気の引ける誕生日。」
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16: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/09/21(木) 00:03:49.42 ID:PRn4YQDVo




曜さんの言ったとおり、始まってしまえばルビィちゃんもこの会にすぐに馴染んで

今では楽しそうに皆とおしゃべりしながら、ケーキを食べている。


ルビィ「おいしいっ!」

千歌「ケーキは2年生担当だよ! みかんケーキ!」

果南「え、千歌も作ったの?」

曜「千歌ちゃんはほとんど飾りつけ要員であります! 心配しなくても大丈夫だよ!」

千歌「えー!? ちょっと二人とも酷いよー!!」

梨子「あはは……あ、でもケーキのスポンジとか、みかんクリームとか私たちじゃ作れないものを松月さんに貰いにいってくれたの千歌ちゃんだし!」

千歌「パシリじゃん!!」

ルビィ「あははっ でも、このケーキホントにおいしいよ!」


千歌さん弄りの中、一方で


鞠莉「さっきダイヤったら、ちょっと泣いてなかった〜?」

ダイヤ「な、泣いてなどいませんわ!」

鞠莉「そう〜? 声震えてたよ〜? 大切な……妹なんだからっ」

ダイヤ「ま〜り〜さ〜ん〜?」


ダイヤさんと鞠莉さんがコントを始めていて、なんだかんだいつも通り。


善子「結局のところ……皆、考えすぎなのよ」

花丸「あはは、ごめんなさい……」

善子「ま、別にいいけど……」


そう言って善子ちゃんはそっぽを向く。

そんな善子ちゃんに、マルは


花丸「ありがとね、マルの我侭聞いてくれて」


そうお礼を言った。


善子「……別にいいって言ってるでしょ」

花丸「うん。えへへ、善子ちゃんに相談してよかった」

善子「……/// そう思うなら、あんたもルビィのとこ行って一緒に笑ってなさい……///」

花丸「うんっ」


そうぶっきらぼうに言う善子ちゃんを見て、マルもルビィちゃんもいい友達を持ったな……改めてそう思いました。





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