【ミリマス】P、茜、亜美、このみ「昴ちゃんの野球を見に行こう!」【ミリシタ】
1- 20
14: ◆GX3sPLlAOZRK[saga]
2017/09/21(木) 01:04:05.42 ID:Vz8euFrKo
茜「カウントは1ボール1ストライク。キャッチャーは両手を広げ、ストライクゾーンの横幅広く使っていこうのジェスチャー。
 アウトコースに構えます。ピッチャー第3球を投げました!」

茜「構えとは逆、真ん中寄り低めのスライダー、ボールです。これで2ボール」

このみ「たぶん投げたのは横滑りのスライダー。球の曲がりは悪くない、うん。
 ただ、おそらく次の左打者を相手するために捕手と相談して一塁側に寄ったのに、投球練習を兼ねてるはずのボール球が真ん中に寄るのは怖いわね…」

亜美「あ、代打…。兄ちゃん、このみん、茜ちん。代打、出てる…」

茜「なんと!ネクストサークルには左打者ではなく右打者の姿が!相手チームは次の左打者の所に代打を出すようです!」

このみ「あ…策が、完全に裏目った…」

茜「現在カウントは2ボール1ストライク。
 キャッチャーがインコースに構えたその更に後方、ネクストサークルで素振りをする右打者の姿はおそらピッチャーの目に入っているでしょう!
 セットから、次の1球を…投げました!」

茜「打った!フルスイング!痛烈ゥゥゥ〜ッ!真ん中のストレート、三遊間!」

茜「…しかしショートの横っ飛び!球足が速く肩ほど高く弾んだゴロ!
 止めた!ボールはグラブの中か!すばやく二塁送球!一塁ランナー、二塁へ滑り込む!セカンドの捕球!
 どちらが早いか…?塁審の判定は…?」

茜「ランナー、フォースアウト!!アウトッ!!ゲームセットッ!アウトォォッ!!!!!」

亜美「か、勝った!?勝った!!勝った!!!すばるん!やった〜!!!」

茜「いやっほぉぉぉぉぉう!!
 チームメート達がファインプレーで試合を締めたショートを労って、勝利の喜びを分かち合いながら整列のために本塁付近のエリアへ駆けていきます」

亜美「このみん、もう目をあけて大丈夫だよ」

このみ「か、勝った…のよね亜美ちゃん?はぁ〜、よかったぁ〜。
 普段野球を見る分には問題なかったのに、身内にああいう瞬間が訪れると自然に目が閉じちゃうなんてね…」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
18Res/32.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice