69: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 01:57:35.78 ID:Xb/3nIue0
山田「……」
山田「……僕は、彼女と、明理ちゃんとやり直すために、このゲェムに参加した」
クロエル「じゃあ、自殺でもするかい。自分の本当の名前をここで言えば死ねるよ」
70: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 02:00:46.86 ID:Xb/3nIue0
山田「バクラさん、僕と組んでくれないだろうか」
バクラ「てめーみたいな雑魚いらねえよ、と言いたいところだが、流石の俺様でも3対1は分が悪い」
バクラ「条件次第では取引に応じてやらないこともねえな」
71: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 02:02:56.40 ID:Xb/3nIue0
現在
山田「明理ちゃん、君たちがめがね子と呼んでいたのは僕の妻だった」
72: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 02:04:55.88 ID:Xb/3nIue0
山田「明理ちゃんのいない未来に意味なんか」
ユキ「バクラを始末できれば、俺たちは安全に好きなだけ金を持ちかえることができた」
ユキ「その金があれば、お前はめがね子よりも上等な女を妻にできただろう」
73: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 02:06:20.96 ID:Xb/3nIue0
山田「なあ、ユキさん。あんたにも大切な人がいるはずだろ」
山田「妹を救うために10億が必要という話は嘘じゃないはずだ」
ユキ「当然だ。俺にとって妹は何よりも大事な存在。その言葉に嘘はない」
74: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 02:08:12.61 ID:Xb/3nIue0
バクラ「話は終わったみたいだな。なら貴様との協力関係もここで終わりだぜ」
山田「わかってる。そういう約束だからね」
ユキ「……」
75: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 02:09:39.01 ID:Xb/3nIue0
四回戦開始前 常称寺個室
ユキ「俺とお前と山田の三人でサインを決めて情報を共有すれば、バクラが偶数、奇数のどちらに入れたのかを判別できる」
76: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 02:11:40.90 ID:Xb/3nIue0
常称寺「どういうことですの」
ユキ「必勝法とは言ったが、一切弱点がないかといえば、そういうわけでもない」
ユキ「この作戦、こちらからアタック仕掛ける場合の敗北はなくなるが、出目の予想が外れて、バクラからアタックを受けるリスクは健在だ」
77: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 02:24:25.33 ID:Xb/3nIue0
現在
クロエル「このゲェムの残すところあと3回。それとも、その前に決着がついてしまうのか」
78: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 02:25:46.25 ID:Xb/3nIue0
ユキ「(常称寺、お前は偶数に入れろ。俺は奇数に入れる。3、1の状態を作って奴らを叩く)」
常称寺「(……わかりましたわ)」
ユキ「(それから賭け金は全額にしろ。俺も全額ベットする。山田が裏切った以上、こちらも覚悟を決めるしかない)」
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