30: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 00:51:39.67 ID:Xb/3nIue0
クロエル(他が畏縮してアタックしなければ、バクラ君は安全に3999万9999万を増やして他のプレイヤーとの差を広げられる)
クロエル(反面、他の三人はまともに賭けられず金を増やせない)
クロエル(何回戦か進めば、もう所持金の差が開きすぎて手が出せなくなる)
31: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 00:53:13.42 ID:Xb/3nIue0
クロエル「まずはこのペンチで小指を潰してみようか」グチャ
ユキ「――――ッ!」
クロエル「おー、悲鳴をかみ殺したんだ、凄い、凄い」
32: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 00:54:41.52 ID:Xb/3nIue0
クロエル「それで賭け金はいくらにするんだい」
ユキ「全額だ。6000万と1円」
バクラ「!」
33: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 00:56:30.53 ID:Xb/3nIue0
ユキ(本来なら、適度な金を賭けた上で、わざと負けているように見せかけて、めがね子の同情を引き)
ユキ(隙を付いてめがね子を罠に嵌めて、生かさず殺さずの状態にしてやるつもりだった)
ユキ(だが、これまでのバクラの言動でめがね子は畏縮している)
34: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 00:58:11.47 ID:Xb/3nIue0
クロエル「全員の賭け金が決まったところでサイコロを振ってくれ、ユキ君」
ユキ「出目は……奇数だな」カラカラ
クロエル「それじゃあ告白タイムといってみよー」
35: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 00:59:40.64 ID:Xb/3nIue0
クロエル「お待ちかね、アタックターイム。嘘をついていると思う相手を告発してくれ」
ユキ(ここでどう動くか。俺が奇数である以上、セオリー通りなら、ここは何もせずに相手のアタックを待ってもいいが)
バクラ「……」
36: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 01:01:15.72 ID:Xb/3nIue0
クロエル「さて、三回戦開始前にルール修正と新要素をこのゲームに加えようと思う」
クロエル「まず、賭け金の下限を変更する。現在は1円だが、三回戦からは1000万に引き上げるよ」
めがね子「そ、そんな、どうしてですか」
37: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 01:02:16.36 ID:Xb/3nIue0
クロエル「ふむ、常称寺さんは立ち直ったのかな。それじゃあ説明を進めるよ」
クロエル「上を見てくれ。次のゲームからはあの表示板に投入されたメダルの偶数と奇数の比率を表す数字が表示される」
クロエル「これで何人が嘘をついているかわかるというわけだ」
38: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 01:03:47.75 ID:Xb/3nIue0
『山田 1000万、めがね子 1000万』
クロエル(新しい下限ギリギリ、まあこの二人の場合、これ以上賭けようにも金があまりないんだけど)
39: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 01:04:58.57 ID:Xb/3nIue0
『ユキ 6000万、バクラ 5500万』
クロエル(さてこっちは。ふむ、この賭け金なら互いに争っても即死はない、けど)
40: ◆notr.MGcywAe[saga]
2017/09/20(水) 01:06:30.88 ID:Xb/3nIue0
クロエル「告白タイムスタートだ」
常称寺「奇数ですわ」
めがね子「奇数、です」
119Res/88.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20