鳳翔さんの居酒屋にて
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5:名無しNIPPER[saga]
2017/09/19(火) 23:07:46.58 ID:5CuajBch0


男「しょっと……」


男(カウンターテーブルだが、机も綺麗だ。良い定食屋、居酒屋の証拠だな)


男(調味料には醤油、塩、コショウ、山椒、七味もある。焼き鳥メニューでもなんでもござれだ)


男(……ああ。いい匂いがしてきた。今日は食べるぞぉ)


龍驤「なんやキミィ。この辺じゃ見ん顔やな」


男「えっ!」


男(び、びっくりしたぁ。いきなり隣の小さな子が話しかけてくるんだもん)


龍驤「仕事で立ち寄ったんか? ここはええ店やから、ゆっくりしてきやー」


男「は、はあ。ありがとうございます」


男(イカをくわえながら関西弁で話す女の子……。熱燗でやってるのか。ていうかこの子未成年じゃないよな、大丈夫かな)


鳳翔「こら龍ちゃん。初めて店に来てくれたお客さんなんだから、変なこと話さないの」


男(続いてオレの前に登場するのは女将さん。この小さな人と仲が良いのだろうか。龍ちゃんと呼ばれた女性はキヒヒと笑いつつ、なんだか嬉しそうだ)


鳳翔「ごめんなさい、お客さん。お飲み物は何になされますか?」


男「あ、えっと。すみません、決めてませんでした」


鳳翔「あらあら、ゆっくりでも構いませんよ」


男「そうですね。どうしようかな」


男(恐らく和食のお店だろうし、いきなりビールってのもな)


男「えーっと、日本酒ありますか?」


鳳翔「ええ。ございますよ。何がよろしいですか?」


男(今日は商談が成立したし、ちょっとリッチにいくか)


男「久保田はありますかね?」


鳳翔「もちろんです。飲み方はどうされます?」


男「冷でお願いします」


鳳翔「かしこまりました♪ ではお通しと一緒にお持ちいたしますね」


男「はい、ありがとうございます」


男(……くそう。いちいち仕草まで美しいなあこの人は)



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