ほっしゃガール【サガフロ風味】
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6:名無しNIPPER[saga]
2017/09/19(火) 15:55:20.08 ID:bUrsetWRO
勝負に負けたA子。ああA子よ。しかしその顔は、まるで憑き物が落ちたように晴れやかであった。

A子「ごめんね。私、みんなに迷惑かけてしまいました」

B澤「なぁに気にすんなって。それにハンドスピナーも私の手元に戻ってきた事だし。
ククク…、この黒のハンドスピナーこそが真の力のスピナー。この力があれば何だって出来る…!修学旅行の行き先をカブトガニ博物館にすることだって!さあバスよ!ただちにカブトガニ博物館に向かうんだッッ!!」

運転手「ひぇぇえー!?」

C美「B澤!気でも触れたか!?」
D江「やはりね…。ハンドスピナーの力に冒されているわね」

A子「B澤さんは私に本当の強さを教えてくれました。だから今度は、私がB澤さんに本当の強さを教えてあげる!
B澤さんと戦ってでも!ねえ皆!!」

「「「「応ッ!!」」」」

A子の呼び掛けにバス中から同意の声ぞ湧く!
今やこの空間、B澤以外の全てがA子の仲間よ。
そうだ仲間だ!
おわかりだろうか?いかなる全体攻撃とはいえ、仲間に危害を加える技は無い!世界はそのように出来ている。
ならば結論は一つ、煌めくは勿論あの技、今ぞ解き放て!!

A子「 雲 身 払 車 剣 !!! 」

ズギャギャギャギャァァアーッ!!!


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