86:名無しNIPPER[age]
2017/10/01(日) 01:23:55.56 ID:lB/YB0/TO
もう一曲終わってしまったのか…
嫌だ…彼の手を離したくない。
四年も我慢したのだ。
ずっと彼を感じていたい。
お姫様「あ!そういえば…昔、俺たちが遊んでいた部屋がまだ残ってるんだ!」
お姫様「案内するぜ」
シンデレラ「え?私、まだ…パーティーのご馳走を食べてないのだけれど…」
お姫様「大丈夫!部屋に運ばせるから!!!」
私は嘘をついている…
そんな部屋は残っていない。
今から連れて行くのは彼のために作った部屋だ。
私は彼を無理に引っ張って行く。
幸いまだ警戒してないから嫌々ながらついて来ている。
困り顔も素敵だ。
お姫様「ついたぜ!先に中に入ってくれ」
お姫様「俺は食事を運ばせる様にたのでくるから」
シンデレラ「はいはい」
シンデレラ「ここが遊んだ部屋?可笑しいわね椅子とベットしかないじゃない」
シンデレラ「私が遊んだ部屋にはベットも椅子なくて遊具しか無かった気がするのに…」
シンデレラ「それにベットと椅子に手錠がついてる…嫌な予感がする…ここに居るのはマズイ気がするわ」
シンデレラ「あの子には悪いけど…会場に戻ろるわ」
お姫様「どこにいこうとしてるんですか?今…食事…頼んだのでもう直ぐ来ますよ」ガッチャ
シンデレラ「…なんで鍵を閉めたの?」
お姫様「なんのことですか?気のせいですよ〜」
シンデレラ「あとこんな所で遊んだ記憶ないのだけれど」
お姫様「四年も前のことなので…忘れてしまったのでは?」
シンデレラ「…急に口調が変わりましたね?」
お姫様「これが本来の私ですよ…わたし結婚したくないので男のフリをしてたんです」
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