七尾百合子「プリムラの花に、言の葉を乗せて」
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5: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/09/18(月) 20:03:24.34 ID:6BNrNmyXO




 家に帰って、部屋の机にプリムラを飾りました。
 少し幅を取りますけど、部屋が明るくなったみたいです。
 さて、今日は早く寝ないといけませんね。
 明日は午前中にレッスンがありますから。

 ピロンッ。

 私のスマホに連絡が届きました。
 SNSアプリを起動すれば、送り主はプロデューサーさん。
 たったそれだけで、あの人から連絡が来たと言うだけで。
 私の心は一気に跳ね上がります。

 なんでしょう?デートのお誘いとかですかね?!

 なんて、欲望全開の想像を浮かべました。
 そんなはずないですよね、きっと明日のレッスンについての連絡だと思います。
 はぁ……とため息を更に増やして、文面を確認します。

『百合子、好きだ。俺と付き合って欲しい』

 なるほど、明日のレッスンは午前10時から……で……
 ……え?

 見間違いでしょうか?
 プロデューサーさんからの連絡が、私への告白の様に見えました。
 おかしいですね、疲れてるのかもしれません。
 



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