5: ◆C2VTzcV58A[saga]
2017/09/18(月) 16:35:45.44 ID:RaptKWeEO
志保弟「ゆーやけこやけ〜〜♪」
志保「ありがとうございます。保育園のお迎えに付き合ってもらうどころか、弟と一緒に遊んでもらって」
P「ちょうど時間があったからな。このくらいどうってことないよ」
志保「助かります。私、あまりサッカーは得意じゃないので……リフティングとか、あの子にいろいろ教えてあげてください」
P「任せとけ。スポーツの先生役は、俺がばっちりこなすから」
志保「ふふ、頼りにしています」
P「頼りにしています、か。出会ったころは頼りないって言われまくってたけど、少しは成長できたのかな」
志保「あれは、私が『頼れなかった』のも問題だったので……成長したのは、私のほうなのかも」
志保「プロデューサーさんは、はじめから成長しきっていたというか……うまく言えませんけど、そんな感じです」
P「そうか。なんにせよ、俺が力になれることがあるなら言ってくれ」
志保「はい」
志保弟「ねえお兄ちゃん、今度はキャッチボールしようよ!」
P「ああ、いいぞ。また遊ぶことがあったら、今度は野球を教えよう」
志保弟「やったー!」
志保「……やっぱり、大人の男の人が必要なのかもしれませんね」
志保「あの子にも………私にも」
P「志保?」
志保「あっ……いえ。なんでもないです」
P「………」
P「そういえば、志保はリフティングできるのか?」
志保「えっ? えっと、少しだけなら」
P「少しって、何回?」
志保「………2回」
P「ははっ、そうか。2回かー」
志保「バカにしてますか」
P「そんなことはないさ。だったら今度、みんなでリフティングの練習をしよう。弟君にも、志保にも、ばっちりやり方教えてあげるから」
志保「………」
志保「ありがとうございます」
志保弟「あっ! お姉ちゃんがデレてるー!」
志保「えっ? ちょっと、どこでそんな言葉……」
志保弟「お兄ちゃんに教えてもらったの」
P「ぎく」
志保「……プロデューサーさん。あとでこの子の教育方針に関してご相談があります」
P「は、はい」
P(教育方針って、いよいよ俺も家庭の一員みたいな扱いだな……はは)
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