奈緒「特別な一日」
1- 20
3:名無しNIPPER[saga]
2017/09/17(日) 00:00:42.29 ID:WGoPFWnk0
「ごめんな、奈緒」 

は?突然何言ってんだよ。アタシが謝ることはあってもPさんが謝ることなんてないだろ? 

「俺の力じゃ奈緒をトップアイドルにはできないんだ」 

ほんとに何言ってんだよ、プロデューサー。アタシがここまで来れたのはプロデューサーのおかげだよ。こんなアタシをスカウトしてくれて、かわいい衣装を着せてくれて、アタシのための曲まで用意してくれたプロデューサーのおかげなんだよ。
 
「どれだけ頑張っても仕事ひとつ取れないダメプロデューサーの俺なんかじゃ」 

ダメなんかじゃない!今までだってたくさん仕事とってきてくれたし、全然可愛くなかったアタシをちゃんとアイドルにしてくれただろ!仕事が取れないのはPさんのせいじゃなくてアタシの努力が足りないからだって! 

「だから今日でお別れだ。でも安心してくれ。後任のプロデューサーはすぐ来るから」 

なぁPさん。前に、ちゃんと言ったよな。アタシのプロデューサーは生涯でたった一人、Pさんだけだって。だからさ……お別れなんて絶対に嫌だよ… 

「いままでありがとう。そしてさようなら」 

まてよ!待ってくれよPさん!アタシ、もっと頑張って仕事もらえるようになるからさ!…まだ言えてないことだってたくさんあるんだぞ。だからさ…だからアタシを置いてかないでよ…! 


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
19Res/23.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice