15:名無しNIPPER[saga]
2017/09/16(土) 23:23:04.30 ID:KS3A+iW2O
ピピピピッ!ピピピピッ!
「うわぁあ!?」
いきなり鳴り始めた電子音に頬の暑さも忘れ驚く奈緒。奈緒が赤面しているのを見て笑っていたプロデューサーは自分のデスクへと歩み寄り、その音の発生源を止めた。
「ケータイ……?」
奈緒がつぶやく。どうやらそれはケータイのアラーム機能だったようだ。時間が来れば勝手になり始めるシステムを予めセットしておいたのだろう。プロデューサーがケータイで示した時間は0時を指していた。どうやらいつの間にか日を跨いでしまったらしい。でも、なぜプロデューサーはこんな時間にアラームをセットしていたのだろう?考える奈緒に、プロデューサーは一つの包みを渡す。
「ハッピーバースデー、奈緒」
「え……?」
再びプロデューサーはケータイをかざす。そこにはしっかりと9/16と……奈緒の誕生日が示されていた。
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