14:名無しNIPPER[saga]
2017/09/16(土) 23:22:24.44 ID:KS3A+iW2O
「だったらさ、Pさん」
「ん?」
「もっとあたしのいい所、一緒に見つけてくれよ!ふたりに負けないくらい、すっごい魅力をさ!」
「……あぁ!」
「あたし一人だったら抱え込んじゃうけど、Pさんと一緒ならそんなことないと思うんだ!だから改め……て……」
急に口ごもる奈緒。どうかしたのかと訝るプロデューサーが目を覗き込んでくるが、まともに目を見られない。
「くあぁ〜っ!なんか今あたし、すっごい恥ずかしいこと言った気がする!!」
先ほどと同じく熱くなる頬。だけども、そのうちから溢れ出るものは全くの別物だった。奈緒を覆う恥ずかしさの中、心の奥はじんわりと優しい暖かさに包まれていた。
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