88: ◆Vcl4B/DaxY[saga]
2017/09/23(土) 08:48:56.94 ID:oU2sc1Yl0
加々美「……」
米菓「ってちょっと! 食べ物で遊ばないでください!」
加々美「あ、ああ……ゴメンなさい」
加々美さんは、ナイフでパンケーキの形状を弄っていた。
パンケーキがウニのような前衛的な状態になっている。
稲羽(どうやったらそうなるんだろう?)
加々美「うーん……可愛いわね……おにーさん……」
加々美「見違えるようだわ。……ね? 何か気分も変わってくるでしょ?」
加々美「そうね、記念に写メらなきゃね!」
米菓「酷いいいいい!」
加々美「あっ! ゴ……ゴメン、つい……」
米菓ちゃんが泣き叫んでしまう。
加々美さんは無意識的だったのか、米菓ちゃんの声に気づいてオロオロと狼狽え始める。
米菓「稲羽さんは……こんなに美味しそうに食べてくれるのに!!!」
稲羽「うぐっ!!!」
錯乱した米菓ちゃんに、パンケーキを無理矢理口に詰められる。
噛む暇も無く……喉奥まで押し込まれる。
稲羽「……」
けど……美味しい。……美味しすぎる。
マグロと生地が調和している……そして口の中に風味が広がり……
米菓「稲羽さん!!! 美味しいですか!?」
稲羽「」
加々美「ちょっと待って……稲羽ちゃん死んじゃうわ」
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