31: ◆Vcl4B/DaxY[saga]
2017/09/17(日) 02:25:25.70 ID:X5xNsRV70
???「やぁ」
稲羽「……?」
いきなりツートンカラーの熊が現れた。
それは奇妙な光景だったが、その熊の姿はどことなく可愛らしく思えた。
ハック「何だ……こいつ……」
???「ボク……モノクマです。この施設の管理者です」
???「そして現在高校生であるオマエラを導く……有体に言うと教職員です」
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【管理者兼学園長】モノクマ(-)
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管理者? 教職員?
米菓「はあ!? 変な嘘はややややややややや」
モノクマ「嘘じゃないよ!」
熊がぷんぷんと腕を振る。挙動は可愛らしいが、言葉の端々が胡散臭い。
辻垣「教職員と言うが……ここは学校の類なのかい?」
モノクマ「まあ、形式上は。オマエラは高校生だしね、才能を救うと書いて救才学園とでもしようか」
四季ヶ原「入学した覚えも無いんだけどねぇ」
那波「うふふ、可愛い赤ちゃん。おまんま飲む?」
モノクマ「ボクは、親に全てを支配される赤子とはまるっきり正反対の存在です」
モノクマ「何せオマエラを管理する役目を担ってるからね」
モノクマは自分への言葉をのらりくらりと交わす。
絡繰「お前、分解しても良いか?」
モノクマ「どこの世界に、「身体をバラさせてください」っつって二つ返事でOKくれるような人がいるのかな?」
モノクマ「でも、そうだね……ボクの答えは。……OK! 分解しても良いよ」
モノクマ「ただし、要件が終わってからで……あ、あと……優しくしてね……?」
絡繰「出来る限り優しくするさ」
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