23: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/17(日) 01:58:18.20 ID:X5xNsRV70
・全身に機械を付けた小柄な少年
小学生くらいの幼い男の子。全身にアンティークな機械を付けている。
彼は天井の隅をじっと見つめている。
那波「そうだ、僕も自己紹介してみようか。兎のお姉さんにこんにちは」
???「ん……ボク様か?」
少年が反応を示す。彼は視線はそのままに、声だけをこちらに向ける。
???「ボク様は……一応高校生の筈なんだが……」
那波「それはどうかしら……」
???「ん? そうか……」
少年は、当てが外れたと言うような声色で呟く。
???「ボク様の名前は……絡繰時矢。こっちは確かな筈だ……うん」
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【超高校級の機械職人】絡繰 時矢(カラクリ トキヤ)
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自作の機械を売ったり、時計などの修理屋として生計を立てている。
彼の作った機械は、思い付きで不可思議な機能が付加されるらしい。
絡繰「……」
彼の小さな胸には、時計が付けられている。
針は4時を示している。
中庭から漏れていた灯りからすると……今は朝の4時という事になるでしょうか。
絡繰「……ところで、あそこの監視カメラ。随分と高性能なカメラみたいだな」
絡繰「恐らく、今流通している技術では考えられないような機能が組み込まれているに違いない」
稲羽「そう……なんですか?」
絡繰「ああ。是非とも分解してみたい。一体どんなパーツを使っているのか……」
絡繰君は、何かに思いを馳せるように目を閉じた。
絡繰「アレをバラせば……世界征服に一歩前進するだろうな」
……世界征服?
【INFO】
絡繰時矢と出会いました。
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