132: ◆Vcl4B/DaxY[saga]
2017/09/29(金) 21:22:10.40 ID:3XvJT4850
星から漏れていた僅かな灯りすらも無くなり、辺りはただ闇一色に染まっている。
……急に失明してしまったんでしょうか? まさか、窓ガラスの破片が目に入ったりして……
どうしよう……そんな事になっていたら……
絡繰「……な? あれは窓なんかじゃなく……」
モノクマ「偽りの空だったんだよ」
稲羽「っ?」
ランタンを持ったモノクマが現れる。仄かに辺りが照らされて、視界が戻ってきた。
良かった……失明したわけではなさそうだ。
絡繰「ん? 橘高と話は済んだのか?」
モノクマ「え? ああ、橘高クンね。彼の相手は別のモノクマがしているよ、ボクにはスペアが無数にあるから」
絡繰「へぇ……なら、1つくらい分解しても見逃してくれないか?」
モノクマ「駄目だよ。ボクとしてもキミにバラバラにされるのはちょっと興味があるけど……規則に抵触しちゃうから見逃すことは出来ないよ」
モノクマ「まあ、そんな話は置いておいて。実はこれね、本物の窓じゃなかったんだよ」
モノクマが天窓の方を見る。
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