101: ◆Vcl4B/DaxY[saga]
2017/09/23(土) 23:17:53.80 ID:oU2sc1Yl0
稲羽「……」
その内、私は夢から覚めた。
……辺りはやはり昨日と変わらず、部屋中が兎に満ちている。
稲羽「おはよう、兎さん」
いつものように、兎さんへ挨拶をする。
窓の無い空間は、卓上ランプの無機質な明かりで照らされている。
時計を見ると、まだ6時を少し過ぎたあたりのようだった。
稲羽「……」
クローゼットには、今着ている兎さんと同じデザインの兎さんと、今着ている制服等と全く同じ物が何着も収納されていた。
寝巻は無い。同じ服で過ごせという事でしょうか。
そこまで支障はありませんが。
稲羽「……」
私は簡単な準備を済ませて部屋を出た。
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