第三王子「え?俺が赤の国に宝剣をとどけるの?」 王様「そうじゃ」
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3:名無しNIPPER
2017/09/15(金) 21:31:50.49 ID:yrOpKHOC0
山小屋

桃「この毒魔法でも全然解毒できない…」

王子「寒い…」

執事「あんだけ大口叩いてこのザマか」

黒「………」

桃「喧嘩はやめてください!」

執事「……」

黒「……」

執事「盗賊の砦が近くにあるはずだ…そこから解毒薬を取ってくる」

黒「私も…」

執事「くるな!油断して矢をくらう騎士なんていらない!」

翌朝

王子「なんかすっきり目覚めたな…」

盗賊頭「……」ボコボコ

王子「誰これ?」

執事「あなたに毒矢を撃った盗賊の頭です…」

桃「昨日の夜…執事が一人で解毒剤を取りに行ってそのまま盗賊の砦を潰して来ちゃったの…」

執事「少々骨が折れました…」

盗賊「はやく殺せよ」

執事「おう…いま楽にしてやるよ」

王子「ちょっと待って!話を聞いてみよう」

王子「ねぇ?なんで盗賊なんかやってるんだ?」

盗賊「…ちょっと前まで城の兵士やってたんだけど使えないってまとめて解雇されて…食いぶちがなくてしょうがなく…」

王子「第一兄さんの兵士選別の時か…」

第一王子「弱い兵士はまとめてクビだ!」

王子「そうか…」

盗賊「生きていくためにはしょうがないんだ!」

王子「これもって仲間の所に帰りなよ」

盗賊「これは…?」

王子「お金少ないけど…新しい職探しの足しにしてほしい…」

王子「君らがこうなったのは俺たち王族の責任だ」

盗賊「…すまない」

執事「貴方らしいですね」

王子「じゃあ元気に出発しようか」クラっ

桃「もう一日休んだ方が良さそうですね」

王子「夜だ…誰かと話そうかな」



執事

>>5




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