108:名無しNIPPER[saga]
2017/10/04(水) 06:38:33.20 ID:YGw9U2j9o
QB「あ、彼岸花か」
QB「死体のない墓に花なんて添えても意味なんてないだろうに」
QB「彼女を止めてくれるかい?今にも僕に襲いかかってきそうじゃないか」
QB「「また会う日を楽しみに」か」
QB「うん、僕もその時を楽しみにしているよ」
QB(ねぇ、ほむら)
QB(いがみ合っていた僕達だけれど、僕に心が生まれただけでこんなに僕達は寄り添えるんだ)
QB(だからきっと、残酷な世界でも、救いも希望もない世界でも、奇跡はあるんじゃないかって、そう思うんだ)
QB(次に君に会う時は、きっと僕はもっと君たちのことを理解している)
QB(君とともに喜んで、悲しんで、笑いあって泣きあって)
QB(今よりももっと、君たちのそばまで歩み寄る)
QB(そうして、漸く君に出会った時、かける言葉は決まっている)
QB(今度はもう、嘘だなんて言わせない、掛け値なし、言うことなしの真実だ)
QB「ついに僕にも感情が芽生えたんだ」
QB「そう言える日を、僕も楽しみにしてるよ」
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