101:名無しNIPPER[saga]
2017/10/04(水) 06:06:47.57 ID:YGw9U2j9o
シュウウウウウウ
ほむら「……結界が……」
ほむら「……丁度、時間だったのね」
杏子「ほむらァ!」
マミ「……暁美さん……!」
ほむら「2人とも……」
杏子「……って、うおっ……!」ズダァン!
杏子「……動けねぇ……なんだこりゃ……」
ほむら「……六年分の時間を1度に味わったんだもの……疲労は当然……」
ほむら(……盾も無くなってる……)
ほむら(……そっか……終わったんだ……QBは、死んだんだ)
インキュベーター「何が起こったんだい?」
ほむら「……」ギリッ!
インキュベーター「全く無意味なことをしたね、あの個体を殺したところで何一つ得られるものなんて……」
杏子「そうは言っても、内心悔しいんじゃねーのか?え?」
杏子「あの中じゃ、お前達もやりとりが出来ねぇんだろ?何の思惑があってシラ切ってるのか知らねーが、ちゃんと口に出せよ」
杏子「お前はあの結界の中で何の成果も得られなかった!お前達の負けだ馬鹿野郎!!」
インキュベーター「……」
インキュベーター「うん、確かに今回は僕らの負け、とでも言うべきなのかな?」
インキュベーター「僕らが時間と労力をかけて作った装置も使い物にならなくなってしまった、君たちがあの個体を殺したことで結果は全て闇の中だ」
インキュベーター「対して君たちはQBを失い、あの黒猫も失ってしまった」
インキュベーター「……うん、いいや……痛み分けといったところじゃないかな?」
杏子「……てめぇ……!」
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