七尾百合子「文学少女は純情って事になりませんかね?!」
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57: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/09/20(水) 19:31:17.02 ID:DzkQIvyRO


「自分の気持ちをきちんと伝えないまま、恋人気分を味わおうなんて……伝えなきゃいけない想いを伝えずに、居心地がいい場所にいるなんて……ズル以外の何でもありません」

 ……あぁ、確かにそうだ。

 突然始まったこの恋人ごっこの様なものに、もう慣れ始めていたから気が付かなかったが。
 本来ならば、それは最初にするべき事だ。
 それは確かに、ズルいことだろう。

 けど……

「今日仕事してて思ったんだけどさ、なんだか百合子が事務所にいないと……すごく、物足りない気がしたんだ」

 それは、俺にも当てはまる事だ。

「コンビニ弁当、久し振りに食べたけどやっぱり物足りなかったし」

「……それは、きちんと自炊しましょう」

「百合子に作って貰えてた事、改めて感謝したよ。本当にありがとう」





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