七尾百合子「文学少女は純情って事になりませんかね?!」
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◆TDuorh6/aM
[saga]
2017/09/20(水) 19:29:20.91 ID:DzkQIvyRO
「お疲れ様ですー」
「……おはようございます、プロデューサーさん」
「……百合子か。どうかしたのか?」
走ってきたのだろう。
傘を持っているのにも関わらず、彼女の靴はかなり濡れていた。
「プロデューサーさん……きっと、傘を忘れてるんじゃないか、って……」
そう言う百合子の手には、傘が二本握られていた。
「ありがとな、百合子」
「いえ……ところでプロデューサーさん。少し、お話する時間を頂けませんか?」
小鳥さん、こっちに向けて親指たてないで下さい。
「構わないぞ。屋上でいいか?」
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