七尾百合子「文学少女は純情って事になりませんかね?!」
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52: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/09/20(水) 19:28:08.91 ID:DzkQIvyRO




 翌日、いつも通りの業務をこなす。

 あれから、百合子から連絡は無い。
 既読も未だにつかないままだ。
 今日は仕事は入っていないから、もしかしたらお昼過ぎまで寝ているのだろうか。
 いや、それとも……

 それにしても、と。
 カタカタキーボードを打ち込み続けながら思う。
 百合子が居ない事務所は、なんとなく静かだった。
 確かに仕事に集中出来るのはありがたいが……なんだろう。

 なんとなく、話し相手が欲しくなる。
 なんとなく、誰かに居て欲しくなる。
 ここ2週間はずっと百合子が近くに居たからだろうか。
 それが当たり前になりかけていた事に、自分で驚いた。

 昼休み、コンビニに弁当を買いに行く。
 これもまた、久し振りな気がした。
 最近お昼はずっと百合子が作ってくれたお弁当(大体おはぎ)だったからな。
 久し振りのコンビニ弁当は、思った以上に美味しくなかった。





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