七尾百合子「文学少女は純情って事になりませんかね?!」
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◆TDuorh6/aM
[saga]
2017/09/20(水) 19:27:33.10 ID:DzkQIvyRO
あー……頭にモヤがかかっているみたいだ……
目を覚ますと、知っている天井だった。
と言うか事務所だここ。
なんで俺、事務所で寝てたんだ……?
仮眠とろうとした覚えは……あ。
はっ!と上半身を起き上げる。
思い出した、百合子のスペシャルドリンクを飲んだら急激な眠気が……
慌てて自分の身体を見ると、毛布が掛けられてあった。
服装も、特に何かされた形跡は無い。
「……あれ?」
「あ、起きたんですか?プロデューサーさん」
声のする方を見れば、小鳥さんが机で仕事をしていた。
「おはようございます……すみません、寝てしまってて。この毛布は小鳥さんが?」
「いえ、百合子ちゃんです。きちんとお礼してあげて下さいね?」
その百合子に眠らせられたんですけどね。
そういえば、百合子は何処へ行ったのだろう。
「もう帰りましたよ。なんだか疲れてるみたいでした」
「疲れて……」
改めて自分の服装を見直した。
大丈夫だよな?間違いは起こされてないよな?
一応百合子に『今日はお疲れ様』とラインを送っておく。
けれど、いつまで待ってもその連絡に既読はつかなかった。
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