七尾百合子「文学少女は純情って事になりませんかね?!」
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14: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/09/15(金) 14:34:59.79 ID:oesMBES8O



 かなり力の入った私服のようで、15歳にしてはとても大人びて見える。
 笑顔で走り寄る姿はとても可愛らしい。
 雨が降っていて傘をさしているからこそ、よりその中の百合子の笑顔が引き立っている気もする。
 写真に撮れば、ファンは喉から手が出るほど欲しがるだろう。

「そんな、ぬ、濡れるなんて……プロデューサーさん、まだお昼なのに……」

「カムバック百合子。そして入れ違いで俺はコンビニ行ってくるから」

「……あ、プロデューサーさんまたお昼コンビニ弁当で済まそうとしてませんか?」

「おいおい、馬鹿にするなよ百合子、コンビニ弁当なんて高いもの買うはず無いだろ?カップ麺だよ」

「尚更!尚更ダメじゃないですか!」

 雨の中、15歳の女の子に説教される社会人がそこに居た。
 だってほら、お弁当作るほどの技術ないし。
 作ってくれる人もいないし……何故だろう、悲しくなってきた。
 それにカップ麺だって美味しいんだぞ?
 




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