【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】★2
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352:名無しNIPPER[saga]
2018/04/13(金) 23:31:48.58 ID:zgEn5o4A0
カナタ「いえ」私はニンフィアの石膏像の写真を取り出した。

即決で価格を気にせずに売るなら実物を持ってきても良かったのだが、石膏という材質の上にこの像は高さが130センチ近くある。

これを持ち歩いてブイズと休日を過ごそうという気にはならなかった。

なので今日は売れるかどうかをセイジさんに見極めてもらおうと様々な角度からの写真を持ってきた。

すぐに売るつもりではなく、先にアポイントをとって自宅に取りに来てもらおうと画策したのだ。

セイジ「石膏像か。前持ち込んだニンフィアが作ったものだろうね?」

カナタ「ええ」

セイジ「うん、うん」すべての写真に一度目を通している「なかなかいいね。これは」

カナタ「ありがとうございます」

セイジ「ミロカロスはね、割と芸術の題材としてはありふれたものなんだよ。ホウエンだとからくり屋敷くらい何度も題材にされてる。最も美しいとされるポケモンだからね」

セイジ「滝、ミロカロスの組み合わせはごまんとある。でも滝を軸にミロカロスを登らせる石膏像なんて初めてみたよ」

セイジ「これの重さは」

カナタ「えーっと」

セイジ「ああ、いややっぱりいい。概算する。ん?幅と奥行きが違うね?これ。倍とは違う気がするけど」

カナタ「ええ、サイズは幅50の高さが131、奥行が81ですね」

セイジ「うん、うん?待てよ」電卓を懐から取り出して計算し始めた

サンダース「何してんだ?」

カナタ「私にもわからない」

シャワーズ「待とうよ、折角色々見てくれてるんだから」

セイジ「あー……これは王道だね。君、ところでミリ単位で計った?」

カナタ「え、いえ……急いでたので」

セイジ「まあ、あんまりそこは気にしなくていいか。50×130.9×80.9だよ。これは笑うね。でも好きな奴だ」

セイジ「今回も任せてくれるかな?」

手を出した。私は握り返した。



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