250: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 22:09:01.24 ID:Ohmi38x40
凛「凛に出来ることなんて限られてるからさ、絵里ちゃんのような頭脳はないし穂乃果ちゃんのような人を喜ばせる天性の才能もない」
凛「真姫ちゃんのような歌を作ったりする特技があれば海未ちゃんのように強い人でもない」
凛「だから昨日みたいに身近で、凛でも出来そうなことでお返ししたかったんだ」
凛「凛のチカラは、そのくらいのことしか出来ないから」アハハ
ことり「…!」
ことり(凛ちゃんの控えめな笑いに心が震えあがった、自分をよく理解しているから、理解しているからこそ分かる自分の限界に絶望してる顔だった)
ことり(この時ことりの頭に凄まじいほどの電流が走った、思わず目を丸くしてしまうような、何か大切なことを思い出す…いや気付くような感じだった)
ことり(だから次の言葉を喋る時はまず口を“い”にしてから喋った)
ことり「…凛ちゃん」
凛「なに?」
ことり「もしかしたらだけどさ…」
凛「…うん」
ことり「凛ちゃんって…凛ちゃんがあの時ライブをしようと思わなかったのってさ」
ことり「自分と他の人に存在してる差を見たくなかったからじゃないの?」
凛「!!!」
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