136: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:03:34.53 ID:Ohmi38x40
穂乃果「海未ちゃんも、真姫ちゃんも、絵里ちゃんもことりちゃんにセンターを任せたいっていったら快く受け止めてくれた」
ことり「海未ちゃん…」
海未「あんな歌詞を私に渡してくるんですから、正直まいっちゃいましたよ」
137: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:07:25.82 ID:Ohmi38x40
ことり「みんなっ…」
ことり(今度歌って踊るこの曲はことりがセンターだった)
ことり(穂乃果ちゃんが提案し、それをみんなが何の疑問も否定も口にせずただただことりを認めてくれた)
138: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:10:34.24 ID:Ohmi38x40
ことり「…ねえ、聞いてもいいかな?」
穂乃果「なーに?」
ことり「なんでことりをセンターに薦めたの?」
139: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:12:29.89 ID:Ohmi38x40
穂乃果「ことりちゃんにもっと輝いてほしくてね、もっともっとことりちゃんのいいところ、みんなに見てほしくてさ」
穂乃果「余計なお世話って思ったかもだけどことりちゃんはしっかり者だし勉強も出来たし何よりものすごく可愛かったから小さい頃はよく劇の主役に推薦されてたよね」
ことり「う、うん…」
140: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:15:37.29 ID:Ohmi38x40
穂乃果「知ってるよ?ことりちゃんが本当はものすごいわがままな人だって、ことりちゃんは平和主義者だからその人のいいようにやらせてるようだけど本当はああしてほしいこうしてほしいって心の中ではお願いしてること」
穂乃果「皮肉なことにそのことりちゃんの考えてることが一番正しいんだから余計にもったいないよ」
穂乃果「その人にとってベストなことが考えられるんだから、私と違って完璧なことを考えられるんだからことりちゃんはもっと…自分を出していかないとさ」
141: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:17:51.08 ID:Ohmi38x40
ことり「よしっ明日から頑張ろうね!」
穂乃果「…あ、うん!」
ことり(帰り、穂乃果ちゃんがことりの背中を押してくれた)
142: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:19:54.47 ID:Ohmi38x40
ことり(絵里ちゃんのような“強さ”はないし希ちゃんのような“頼り甲斐”もない)
ことり(花陽ちゃんのような“愛らしさ”もないし凛ちゃんのような天性の“可愛さ”もない)
143: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:23:04.16 ID:Ohmi38x40
穂乃果「ことりちゃん自身がどういうチカラを持ってるのか、なんて考えても答えは出ないと私は思う」
穂乃果「私はことりちゃんの全てを知ってるわけじゃないけど、少なくともことりちゃんのチカラをことりちゃんより知ってるつもり」
穂乃果「ただ私だってことりちゃんのチカラを本質的には知らないよ、でも自分のことの多くなんて自分で気付けるわけないよ、私だって私がどんなチカラを持ってるのか知らない」
144: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:24:54.35 ID:Ohmi38x40
穂乃果「ヒントだよっ私だって絵里ちゃんだって海未ちゃんだって真姫ちゃんだって」
穂乃果「ことりちゃんだって」
145: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:26:51.68 ID:Ohmi38x40
ことり「どこに?!」
穂乃果「走れるところまで!」
ことり「え、えええ?!」
146: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 01:28:11.58 ID:Ohmi38x40
ことり「ただいまー」
ことりママ「おかえりなさい」
ことりママ「最近楽しそうね?」
427Res/328.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20