82: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:09:41.25 ID:dLHNu4/I0
〜花丸宅〜
善子 「へぇ、じゃあ協力してくれる人が増えたのね。良かったじゃない」
83: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:10:28.51 ID:dLHNu4/I0
善子 「…で? この前買ってきた本にはなんかヒントはあったの?」
花丸 「ううん、全然。…やっぱり、これは呪いなんかじゃないんだと思う」
善子 「人為的なもの…ってこと?」
84: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:11:06.86 ID:dLHNu4/I0
善子 「神具?」
花丸 「うん。淡島神社ってあるでしょ?」
善子 「あぁ、あの山の中にある」
85: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:11:54.08 ID:dLHNu4/I0
花丸 「その神具の副作用として、使用者はその後、感情を失うと言われてるずら」
善子 「引き出した分を失うってわけね…それなら、狂人化からの無気力症も説明がつく」
花丸 「ただ問題は、その神具がとっくの昔に失われているということで…」
86: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:12:22.06 ID:dLHNu4/I0
善子 「…色々考えたら、なんだか眠くなってきちゃったわ。ずら丸、ちょっとここで寝かせて」
花丸 「いいけど…おばさんに怒られても知らないよ?」
善子 「だぁーいじょー……ぐぅ…」
87: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:15:42.84 ID:dLHNu4/I0
〜鞠莉の家〜
古びたアパートの一室。鞠莉さんは今ここで一人暮らしをしている。
両親の反対を押し切り、ひとりこの街に残ることを決めた鞠莉さんは、社長令嬢という肩書きに相応しくない暮らしをしている。
88: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:16:13.10 ID:dLHNu4/I0
鞠莉 「狂人化を引き起こすvirus…その対策方法は空気清浄機とかで出来る限り空気を綺麗な状態に保たせること…」
梨子 「それはお医者さんとかが?」
鞠莉 「さぁ…誰が言ったんだっけ。そもそもウイルスなんて噂に過ぎなかったし」
89: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:16:55.77 ID:dLHNu4/I0
鞠莉 「黒澤家と私達は敵対してたはず…でしょ?」
梨子 「はい…。鞠莉さんはもちろん、果南さんもホテル建設肯定派だったって聞いたので」
鞠莉 「ふふっ、それには大人…いえ、こどもの事情があったのよ」
90: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:17:34.34 ID:dLHNu4/I0
鞠莉 「…それで? 今日ここに来たのは別の要件があったんでしょ?」
梨子 「はい…その…」
91: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:18:29.47 ID:dLHNu4/I0
梨子 「幼馴染みにさえ疑われるなんて、とてもじゃないけど見てられなくて」
鞠莉 「うん、そうだよね」
梨子 「鞠莉さんがもし疑ってないのだったら、果南さんを説得してほしいと…!」
92: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 01:18:58.38 ID:dLHNu4/I0
鞠莉 「もしかしたらこの呪いは本当に超常現象なのかもしれない。けど人為的なものである疑いがある以上、真っ先に疑われそうなのは黒澤家か高海家。それは分かるでしょ?」
梨子 「でも…っ!」
鞠莉 「でもno problem。果南もきっと、本気で千歌さんを疑ってるわけじゃないから」
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