66: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:41:43.96 ID:Gw/LBJoB0
〜その頃 果南宅〜
千歌に渡された紙袋の中身を見る。
…みかんだ。どこからどう見てもみかん。
それにしてもこの量、私とお母さんだけじゃ、次千歌が来るまでに食べきれないよ。
千歌は私たちが毎回、みかんをちゃんと全部食べてるとでも思ってるのかな。
果南 「…千歌は、人を信じすぎなんだよ」
紙袋を逆さにすると、何十個ものみかんがボトボトと音を立てて落ちていく。
生ゴミとみかんをひとまとめにし、ごみ捨て場へと運ぶ。
果南 「ごめん、千歌。私はもう、あんたのことさえ信じられない…」
鞠莉 「……果南」
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