42: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:22:57.74 ID:Gw/LBJoB0
鞠莉 「…とめたら…Noだよ、桜内さん。悪いのは私、なんだから」
梨子 「鞠莉さん…」
女子生徒 「ほら、本人がこう言ってんだもん。あんたが口を挟むことない…よっ!」ガッ!
43: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:23:34.30 ID:Gw/LBJoB0
鞠莉 「あの子ね、ホテル建設に携わった建設員の娘さんなの」
鞠莉 「内浦の怒りの対象になって、彼女のお父さんも無気力状態に陥った。だから、私は蹴られて当然なの」
梨子 「そんなのおかしいですって!」
44: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:24:05.71 ID:Gw/LBJoB0
鞠莉 「ありがと、梨子は優しいんだね」
梨子 「鞠莉さん…」
鞠莉 「じゃ、私帰るわね。梨子も気をつけて帰りなさい」
45: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:24:34.38 ID:Gw/LBJoB0
〜深夜 梨子の部屋〜
千歌 「……へぇ、そんなことが」
46: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:25:11.66 ID:Gw/LBJoB0
梨子 「…千歌ちゃんの考えが変わるかと思って」
千歌 「そっか、やっぱり疑われてたんだね」
梨子 「そうは言ってない。…ただ、知ってることを話してほしいの」
47: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:26:03.14 ID:Gw/LBJoB0
梨子 「千歌ちゃん…?」
しばらくして、千歌ちゃんはベランダに戻ってきた。そして勢いよく助走をつけーー
48: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:26:30.39 ID:Gw/LBJoB0
梨子 「ち、千歌ちゃんっ!?」
千歌 「いらない……梨子ちゃんなんていらないっ!! 大っ嫌いっ!!!」ブンッ!!
梨子 「や…やめて千歌ちゃん!」
49: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:26:58.31 ID:Gw/LBJoB0
この街の人間はどこかおかしい
私が正さなきゃ…私しかできないんだから
私が……私が…っ!
50: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:27:28.15 ID:Gw/LBJoB0
千歌 「いっ…痛い痛い! 髪の毛引っ張らないで…っ!!」
千歌ちゃんの髪をつかみ、鍵盤に顔を叩きつける。さっきよりも汚い音が鳴る。
51: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:28:04.91 ID:Gw/LBJoB0
千歌 「……ぃ たぃ…ょ 梨 ……こ ちゃ……ん」
千歌 「ゎた… し ち…が ぅのに…!」
52: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/09(土) 01:28:43.69 ID:Gw/LBJoB0
ひぐらしのなく頃に
【呪い殺し編 ―完―】
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