196: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/13(水) 22:25:37.96 ID:FbcA272X0
梨子 「じゃあ、よろしくね」
花丸 「はい、さようなら」
曜 「じゃーねー!」
197: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/13(水) 22:26:07.94 ID:FbcA272X0
〜9月13日(金)梨子宅〜
明日…またあの日が来る。
一週間の疲れを取るため仮眠を取ろうとしたが、その考えが頭にまとわりつき、なかなか眠ることが出来ない。
198: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/13(水) 22:26:40.83 ID:FbcA272X0
〜国木田家 客間〜
梨子 「…水?」
199: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/13(水) 22:27:11.80 ID:FbcA272X0
……思考を巡らせる。
1度目。私はおそらく狂人化していた。
あの時、私はそれらしき水を体に含んだだろうか? …いや、そんな記憶はない。
200: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/13(水) 22:27:40.49 ID:FbcA272X0
梨子 「…その水って、どのくらい摂取すると狂人化するの?」
花丸 「詳しくは書かれてないんですけど…極めて微量でも狂人化は起きるみたいです」
梨子 「……。」
201: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/13(水) 22:28:27.46 ID:FbcA272X0
花丸 「……もしかして」
梨子 「気付いた? 花丸ちゃん」
202: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/13(水) 22:29:14.84 ID:FbcA272X0
梨子 「…明日の朝、一緒に出れる?」
花丸 「えっ、はい!」
善子 「どこに行くんですか?」
203: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/13(水) 22:30:19.21 ID:FbcA272X0
〜9月14日(土)配水池〜
まだ日が昇って間もない頃。
千歌ちゃんと曜ちゃんも連れ、私たちは沼津の水道に繋がる配水池にやって来た。
204: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/13(水) 22:30:45.79 ID:FbcA272X0
梨子 「…ルビィちゃんは何をしてるの? こんな所で」
ルビィ 「ちょっとした散歩ですよ」
梨子 「その手に持ってる水は何?」
205: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/13(水) 22:31:26.54 ID:FbcA272X0
千歌 「ねぇ…どういうことなの梨子ちゃん。ルビィちゃんは一体…!」
梨子 「見た通りよ。内浦の怒り…その全ての原因は、ルビィちゃんよ」
曜 「嘘だよ…絶対嘘!」
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