66: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 02:46:37.58 ID:UExX3PfR0
今度は今にも泣き出しそうな顔。
今まで奏の泣き顔なんて見たことがないからわからないが。
「あの時、どうしようもない気持ちだった私を救ってくれたのは間違いなく貴方だった。あの時の貴方の瞳には間違いなく私が映っていた」
―――あんまり綺麗にありのままの私が映ってるものだから、私が恥ずかしいくらいに。
何か意を決したように俺の瞳を覗きこむ奏。
「だから、もう一度その瞳に私を映して欲しい。今度は恥ずかしくなんかない」
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