34: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 01:24:51.40 ID:UExX3PfR0
「経緯の方の話かしら。それなら貴方が食べながらでも話せるわ」
そう言うと奏は粥をスプーンで掬い、ふーふー、と息を吹きかけ、俺の口の前に差し出す。
「はい、プロデューサーさん。あーん、よ」
「い、いやいやいや、自分で食べられる」
身体の気怠さから来る熱とはまた違った熱を顔に感じ、慌ててスプーンを受け取ろうとする。
「ふふ、照れてるのかしら?でもプロデューサーさん、こんな機会は滅多にないのだから、素直に甘えてた方が後悔が無いわよ」
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