速水奏「誰にでも優しいプロデューサーさん」
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22: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 00:54:00.86 ID:UExX3PfR0
「ごめん、プロデューサー……あたしの所為で……」

「周子は何も気にすることは無いさ。さっきも言った通り、あの日は条件が悪かった。それに、録画率は全国平均でも高い数値を出してる。一概に数字を落としただけとは言えない」


以下略 AAS



23: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 00:56:33.16 ID:UExX3PfR0
「……うん。そうやね。プロデューサーさん、あたしもっと頑張るからさ。見ててよね」

「ああ」


以下略 AAS



24: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 00:59:58.77 ID:UExX3PfR0
「私は別に……けど」

奏は俺の方に向き直る。


以下略 AAS



25: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 01:02:29.46 ID:UExX3PfR0
「……プロデューサーさん。貴方、お人好しが過ぎるわよ……」

「そうか?ははは、まあ俺の数少ない長所だな、それは」

笑いながら時計を見やると、時計の針は18:00を回っていた。
以下略 AAS



26: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 01:06:29.40 ID:UExX3PfR0




「38度か……思ったより熱が出てるな……」
以下略 AAS



27: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 01:08:22.58 ID:UExX3PfR0

彼女たちがアイドルとして成長し、自信を付けていくのに対して、自分は実力不足を実感する。

しかしそのせいでアイドル達の足を引っ張るわけにはいかないから、自然と休みを削る恰好となった。

以下略 AAS



28: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 01:10:18.68 ID:UExX3PfR0

「もう、連絡を入れて頂ければ良かったのに……今日はもう帰って休んでください」

事務所に着くなり、帰宅命令だ。

以下略 AAS



29: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 01:12:20.17 ID:UExX3PfR0
俺の言葉にちひろさんは一瞬呆れたような表情を浮かべたが、すぐに心配そうな顔に戻った。

「……とにかく今日はもう帰ってください。今日の業務は私に任せて、早く治してくださった方が、皆助かりますから」


以下略 AAS



30: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 01:15:37.78 ID:UExX3PfR0
「……」

マンションの階段を上る足がとてつもなく重い。

いつから自分の身体はこんなにヤワになったのか。
以下略 AAS



31: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 01:17:24.08 ID:UExX3PfR0
「――――……」

どのくらい眠っていたのだろうか。

ベッドの上で目を覚ます。
以下略 AAS



32: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 01:19:37.17 ID:UExX3PfR0


「……あら。目が覚めたのね。良かったわ」

「……奏?」
以下略 AAS



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