73:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 17:45:20.38 ID:+EtVRVLso
〜
楓「おねえちゃん、冷蔵庫にお菓子の材料がいっぱいあったの!」とたとた
向日葵「ふふ、私が買ってきたんですわ。明日は一緒に花子ちゃんのケーキを作りましょっか」
楓「わーい♪」
夜。
吉川さんと赤座さんに今日のお礼をLINEでやり取りしているところに、楓がうきうきと部屋にやってきた。
向日葵「楓、今日は何か楽しいことありました?」
楓「あったの! 花子おねえちゃんと櫻子おねえちゃんと遊んだの♪」
向日葵「あら! 花子ちゃんもう大丈夫でした?」
楓「もう元気にだったの。心配かけてごめんねって言ってたの」
向日葵「ふふ……元気になったならよかったですわ。安心しました」
楓「花子おねえちゃんね、明日デートなんだって♪」
向日葵「へぇ〜…………え、えっ!? デート!?」
楓「うんっ」
向日葵「だ、誰と!?」
楓「ふふっ、櫻子おねえちゃんとだって〜」
突然聞き慣れない「花子ちゃんのデート」というワードが頭に入ってきて、一瞬混乱した。
小学生にして誰かお熱いお相手がいるのかと思ったら、ただの姉妹のおでかけだった。
向日葵「はぁ、デートっていう言い方するからびっくりしちゃいましたわ……」ほっ
楓「でも花子おねえちゃんがそう言ってたんだよっ」
向日葵「花子ちゃんが……? 櫻子がふざけて言ったんじゃなくて?」
楓「櫻子おねえちゃんは恥ずかしそうにしてたよ〜」
いったい今日どんな会話が大室家で繰り広げられていたのか、まったく想像もつかない。
あの花子ちゃんが櫻子に “デート” を持ちかけたのだろうか。もしかしたら熱中症のせいで理性の一部が溶けちゃったのかもしれない。
向日葵「デートですか……でも、夜は花子ちゃんのお誕生会をするんですもんね?」
楓「うんっ。花子おねえちゃんと櫻子おねえちゃんがデートしてる間に、楓たちが準備をするの!」
向日葵「なるほど、そういうことですのね」
明日の大室家の予定はなんとなくわかったが、私の思い描いていたプランとは少し違った。
せっかく今日吉川さんたちにアドバイスを貰ったのに……これでは明日も、櫻子と離れたままだ。
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