21: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 03:10:12.52 ID:c6PUDvkw0
未央「しぶりんが……!?」
加蓮「ぷ、プロデューサーと……!?」
奈緒「だ、だ、だだだ……抱き合ってたああぁぁぁ!?」
卯月「はい……」
加蓮「ちょちょちょ。それってほんと? 見間違いとかじゃなくて?」
卯月「見間違いじゃない、と思うんですけど……」
奈緒「まじかよ……」
未央「流石三代目。手が早いねー……って言ってる場合じゃないんだよね?」
奈緒「当たり前だろ! どっかの下品なゴシップにすっぱ抜かれでもしたら大変だぞ!」
加蓮「ちょっと待って。話を整理させて?」
卯月「わ、分かりました」
加蓮「こないだ……大体一か月前の番組収録の後、卯月と凛は挨拶を済ました。で、楽屋に戻ろうとしたんだよね?」
卯月「はい。そしたら凛ちゃんが『ちょっと用事があるから、先に楽屋に戻ってて』って言って、どこかに行っちゃったんです。トイレなのかな?って、その
時は思ったんですけど……」
未央「その時のしぶりんに、何か変化は無かった? いつもより雰囲気が暗かった、とか」
卯月「ごめんなさい……そこまではよく覚えてなくて……」
奈緒「凛は卯月が着替え終わっても戻ってこなかった……。着替えにはどのくらいかかったんだ?」
卯月「大体十分くらいだったと……。その日の収録はバラエティのゲストと番宣が主でステージは無かったから、衣装の着替えにそんなに時間はかからなかっ
たんです」
加蓮「いつまでたっても戻らない凛を不安に思って、卯月は探しに行った。そしたらPと凛の声がして……」
奈緒「隠れてこっそり見たら、二人が抱き合ってた……」
卯月「はい……。隠れて見るなんていけないことだと思ったんだけど……」
未央「仕方ないよ。そのまま見て見ぬふりをするのも勇気がいるし」
奈緒「何を喋ってたか聞こえなかったか?」
卯月「詳しくは聞き取れなかったんだけど、でも、怒鳴るような声じゃなかったです。いつもの凛ちゃんのような……」
未央「しぶりんはあれで結構情熱的だからなー。ぱっと見はクールだけど」
奈緒「というかさ、凛はPのことが……あー……そのぉー」
加蓮「え、気付かなかったの? 凛がPさんのこと好きだって」
奈緒「え?」
未央「いやいやかみやん……それはさすがに察しが悪すぎやしませんかね」
奈緒「ウソォ!? 皆知ってたのか!? そうだ、卯月も!?」
卯月「ごめんなさい、知ってました……」
奈緒「まじか……」
195Res/175.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20