18: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 03:03:38.00 ID:c6PUDvkw0
ちひろ「……そうですか。分かりました」
乃々「あ、茜さん!」
茜「おっと、乃々ちゃんのそんな大きな声を聴くのは初めてかもしれませんね! どうしましたか?」
乃々「まゆちゃんと会ったんですか!?」
茜「いえ、私自身は会ってませんが……あの口ぶりだとPさんは会ってたんじゃないですか?」
輝子「女子寮は男子禁制のはず……」
茜「まゆちゃん、病気なんですかね? そういえば最近、事務所で見ない気がします!」
乃々「……ちひろさん、どういうことですか?」
ちひろ「…………ふふふ。そんなにまっすぐな目の乃々ちゃんは珍しいですね」
乃々「誤魔化さないでほしいんですけど」
茜「んん? なんだか空気が重くないですか?」
輝子「茜さん……ちょっと静かにしててくれるか……? 大事なところなんだ……」
茜「了解です……!」
乃々「……女子寮に入るには専用の鍵が必要……。それも二十四時間体制で監視されてるはず。つまりアイドル以外が女子寮に入るには、ちひろさんが持って
るマスターキーを手に入れ、かつちひろさんの許可がないと……」
ちひろ「そうですよ。私がPさんにマスターキーを渡しました。頼まれたので」
乃々「隠してたんですか?」
ちひろ「まさか。今から話すつもりでしたよ。Pさんはまゆちゃんに会いに行ったから、まゆちゃんのことは心配しなくていいって」
乃々「……本当ですか?」
ちひろ「ほんとですって。ほら。今回はちゃんと目を合わせてるでしょう? 嘘をついてるように見えますか?」
乃々「……分かんないですけど。普段、人の目を見て話したりしないので」フイッ
ちひろ「あら。もったいないですね。そんなに綺麗な瞳なのに」
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