16: ◆Si5ECPaBLY[sage saga]
2017/09/07(木) 02:49:17.14 ID:c6PUDvkw0
乃々「…………まゆちゃんは、大切な友達です」
輝子「……乃々ちゃん」
ちひろ「……続けてください」
乃々「……最初に私がこの事務所に来た時には、私はダメダメだったんですけど……。レッスンをさぼろうとしたり、ダンスを覚えられなかったり……。まあ
今でもそんな感じですけど……」
輝子(確かに……)
乃々「でも昔に比べて少しは強くなったと……思うんですけど……。それはPさんの指導のおかげでもあり、事務所の皆さんの温かさのおかげでもあり……」
ちひろ「……」
乃々「……なによりも、こんな私と一緒にユニットを……アンダーザデスクを組んでくれた……。まゆちゃんと輝子ちゃんのおかげ……。心からそう思うんで
すけど……」
輝子「…………私も同じ気持ちだぞ、ちゃん……」
乃々「……輝子ちゃん」
輝子「私はじめじめした日陰者だった……。そんな自分は嫌いじゃなかったけど……、もう一人の自分はどこか場所を探していた……」
ちひろ「……」
輝子「光がないと、影は出来ないもんな……。アイドルになって私も少しだけ、照らされた……。時には誰かを照らし、誰かを守る影を作る……。そんな存在
になれた……。でもそれは一人じゃできなかった……」
輝子「トモダチがいてくれたからだ……。まゆちゃん乃々ちゃんのことは、私にとって大切にしたいシンユウなんだ……」
ちひろ「……いい話ですね」
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